岡山の井笠鉄道の鬮場ば(くじば)車庫の一部をもとに小さな車庫を設計しました。
組み立ての必要の無いディスプレイモデルです。奥に作業室風のスペースがあったり、片側はセミ？オープン、もう片側は細い窓が連続しています。
開口部が多いので普通の樹脂で作っても良かったんですが以前どこかで見たオールクリアタイプに挑戦して見ました。
当初展示用にはピットも作ったんですがピットって地面を掘らないといけなくなっちゃうんで今回は保留としてポンと置いて車両と合わせて展示出来る様にしました。屋根上には煙抜き用の小屋根を付けましたが電車のパンタの無い方を突っ込んで休憩させても...レイアウトにおいても良いですし、展示用の小物としても良いと思います。
入口の一番高いところで48㎜でDCは問題無いと思いますがパンタは無理ですね。奥行きは72㎜です。
写真① 全体像　正面側
写真② 全体像　背面側
写真③ 造形時データ
写真④車庫の高さとレイアウト見本
写真⑤造形方法の特性上、屋根内側の梁の部分は抜けていません。材料特性上、歪みや反りが発生する場合があります。

樹脂は”クリアレジン(SLA)”という樹脂で 耐水性を持った透明の光造形樹脂材です。
なお、写真の見本は積層痕等の表面処理は未処理の状態です。
モデルはサイズはほぼ1/80のデフォルメモデルです。
＊組立説明書はありません。

【造形後の状況と購入後の取扱い等について】
●材料特性上、材料が薄くて長い形状の場合、歪みや反りが発生する場合があります。
●造形後に研磨で透明に仕上げるため、角が少し丸くなります。また、素材の特性上、直射日光や室内灯に長時間暴露すると変色をおこします。
●内部構造が複雑な場合、樹脂液が除去しきれない可能性があります
●樹脂液が体に付着した場合は中性洗剤でよく洗い流して下さい。また万が一、目等の粘膜に付着した場合は多量の水でよく洗い流した後に医師に御相談下さい。
●dmm4all.topにて二次硬化を行っておりますが、入り組んだ構造には対応しきれない 可能性があります。造形物にべたつきがある場合は直射日光下に造形物を置く か、UVライトを用いて二次硬化を行って下さい。